2016/08/08 21:16

皆さんは仏画というとまず何を想像される事でしょう。

社寺仏閣に本尊として飾られている観音様や如来、または信仰の一旦として親しまれている写仏などでしょうか。

 

仏画の始まりは中国莫高窟の中に描かれている壁画(観音や如来)を遣唐使などによって日本に仏画(写仏)として持ち帰り、

法隆寺の夢殿や高野山金剛峯寺金堂の壁画などに写し、民衆の信仰の場所として国の神が布教の一旦として民衆に分かりやすく図式化したものが現代の仏画の始まりだと言われています。

何故、私(南法聖観)が仏画を描こうと思ったのか。

今から37年前、埼玉県秩父市にあるお寺に祈願をしに行った時の事である。

そこで不可思議な体験をしたのである。

そしてたまたま観た映画「空海」に出てきた曼荼羅図を見て自分の中に眠っていた何かが大きく動き、自分もあの曼荼羅を描いてみたいと強く思い

高野山に電話をいれたのだった。

電話口に出てくれた僧侶は「膠はご存知か。知らないとなると30年はかかる」

そう静かに答えてくれた。

あれから30年。

師は天にあり!

独学で曼荼羅図が完成した。

(南法聖観仏画工房 所有) 

 

そして今年、37年前に電話をした、あの高野山 金剛峯寺にて仏画展示が許可された。

(2016.6/15 弘法大師誕生祭にて金剛峯寺にて展示した時の模様)

 

私の描く仏画は日本画絵の具を使い雲肌麻紙や細川和紙(ユネスコ文化遺産)に心に映し出された観音様を写している。

(作画中の南法聖観)

 

写しているというのは、84000体いると言われている観音様が不思議と真っ白い和紙に私を描いてと言わんばかりに浮き出てくるのである。

嘘のような本当の話し。

その昔、観音様は民衆に何かを伝えたい事があると高層の夢枕に立たれたそうだ。それを仏師に描かせて現代に受け継がれてきている。

 

 

今回ご紹介する作品【聖七華光観世】は技芸上達を導く観世として描いたものだ。

製作期間は3日。

正確に言うと37年と3日。笑

色鮮やかな色彩はアート仏画として現代の若者層にも受け入れやすく、

 サイズも30×45cmと飾りやすいサイズでインテリア感覚でご自分で好きな額に入れて飾れます。

そして購入者の心の拠り所となる為、自室もしくは居間など生活空間に置かれると良いと思います。

購入される方にはこちらからアドバイスする事もできます。

原画1点物、南法聖観のサイン入り。

世界に一つだけの価値ある作品として次世代へと継承できます。

 

現代に合わせたその色彩・画風は、これまでの仏画界には全く存在しない。

22世紀への仏画界発展と伝承の為、新しいアート仏画を広く知って頂く為に、今日も筆を走らせる。

観音背負って仏心道。

それが私の生きる道。

 

【過去のエキシビジョン】

東京渋谷 ウエマツ画廊

群馬県民会館

群馬県桐生市民文化会館

兵庫県立美術館

横浜 赤レンガ倉庫1号館 

高野山金剛峯寺 など

 

【メディア】

群馬テレビ出演 22年間

 

 

◆南法聖観 公式サイト

http://nanpou-seikan.jimdo.com

◆instagram

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Twitter

@JapanSeikan